<開催趣旨>
温室効果ガス排出削減のための国際的な枠組みとして、2016年に発効した「パリ協定」を踏まえて、わが国は2030年度までに、2013年度比で、温室効果ガスの排出を26%削減し、2050年には、80%削減する目標を掲げています。第5次エネルギー基本計画には、再生可能エネルギーの主力電源化が明記されました。再生可能エネルギーの中でも、バイオマスエネルギーは、森林保全、林業活性化、未利用資源の有効利用といった効用があります。 本シンポジウムでは地球温暖化対策のグローバルな動向に加えて、鳥取県でのバイオマス利用技術の現状や将来技術について専門家に紹介頂き、皆様と共にバイオマス利用についての理解を深めたいと思います。
日時
令和元年11月28日(木)13:00~16:10
場所
公立鳥取環境大学 大講義室(11講義室)
定員
300名
参加費
無料
プログラム
(第1部 13:00~14:30)
開催挨拶
公立鳥取環境大学サステイナビリティ研究所 所長 横山 伸也
特別講演
「地球温暖化とその対応策」
公益財団法人 地球環境産業技術研究機構(RITE)理事長 茅 陽一 氏
講演
「再生可能エネルギーとしてのバイオマスの役割と展望」
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所
所長代理 坂西 欣也 氏
(第2部 14:40~16:10)
パネルディスカッション
テーマ「バイオマス利活用の展望」
(話題提供)
「木質バイオマス発電の現状」
三洋製紙株式会社 林材部 部長 花原 久 氏
「わが社のサーマルリサイクル」
三光ホールディングス株式会社 代表取締役CEO 三輪 陽通 氏
「下水汚泥利用による水素製造技術」
公立鳥取環境大学環境学部 教授 田島 正喜
「陸上および海洋バイオマス利活用の将来展望」
広島大学大学院統合生命科学研究科 教授 中島田 豊 氏
◯総合司会・コーディネーター:横山 伸也
◯パネリスト:上記講師
申込方法 電話、ファクシミリ、電子メールのいずれかでお申し込みください。
ファクシミリ用申込用紙は下記チラシ<裏面>をご利用ください。
締切り:11月27日(水)
申込・お問合せ先
公立鳥取環境大学サステイナビリティ研究所
TEL:0857-32-9100
FAX:0857-32-9108
E-mail:event@kankyo-u.ac.jp
※画像をクリックするとチラシのPDFをダウンロードできます。