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【環大スタディ】環スタレポートvol.1

学生スタッフからのメッセージ

カンスタは、普段中高生と触れ合う機会の少ない大学生活で、将来の夢である教師になる上で貴重な経験となりました。勉強が得意でもっと実力をつけたいと思って来た生徒もいれば、苦手でとりあえず来てみた生徒など本当に様々です。私はいきなり勉強に入るのではなく、関係ない雑談からスタートして、リラックスした雰囲気ができたところで学習に入るように心がけました。でも、時には雑談に夢中になって全く学習しない日もあり反省したこともありました。また、口頭で教えるだけでなく、ホワイトボートに書いたり、iPadを活用したりして勉強に飽きがないようにして、何より生徒が考える時間を大事にしました。そして正解したときはめいっぱい褒めることが生徒のやる気に直結すると実感しました。この経験は教育実習や、教員採用試験においても活かせることが多く、今後も後輩たちに続けていってもらいたいと思っています。そして私も来春からは教員として学校現場で活かしていきたいと思っています。

(環境学部2013年度生 友廣 慎也)

カンスタを通して、生徒との接し方や教科指導の方法などを学ぶことができました。カンスタに参加してくれる生徒は、もちろん勉強をしに来る生徒もいるのですが、中には私たち学生と話をしたいと思って来るような生徒もいます。この時、どの生徒にも同じように接するのではなく、臨機応変に接し方を工夫しなければならないことだと強く感じ気をつけてきました。例えばノートではなく、ホワイトボードに回答を書かせてみたり、雑談や豆知識を交えながら問題に取り組んだりなどといった工夫をしてきました。こういった工夫で、生徒から「今日のカンスタ楽しかった!」や、「来週も来たい!」といった声を聞くことができ、とても嬉しかったのを覚えています。「勉強が好きになった!」とまでは行かないにしても、「環スタに来てよかった!」と思ってくれる生徒がこれからも増えて欲しいと思いますし、ここで得た貴重な経験を、来年度は学校現場で活かしていきたいと思っています。

(環境学部2013年度生 高原 孝太)

私がカンスタに参加するようになって、そろそろ1年が経とうとしています。生徒の数は少しずつ増えていき、始まった頃とは比べ物にならないほど活気付き、大変驚いています。カンスタは、「無料で気軽に参加できる塾」のようなものとも言えますが、塾とは大きく異なると最近感じていることが1つあります。それは、「雰囲気」です。どの生徒も楽しそうに、そして熱心に勉強しており、非常に良い雰囲気がいつも自然とつくられます。私は、一人ひとりの苦手をなくすことを目標に教えており、その結果、回を追うごとに生徒が成長していく姿を実感してきました。週に1度の指導で、自分にできることは少ないけれど、生徒が1問でも多くの問題を解けるようになってくれたらいいなと思って教えています。カンスタは、生徒は勉強を学ぶ場であり、私にとっては分かりやすい教え方と生徒とのかかわりなどを学ぶ場です。カンスタで学んだことをこれからの人生で生かしていきたいです。

(環境学部2013年度生 上野翔太郎)

カンスタを通して生徒との接し方について学び、成長することができました。カンスタに来る生徒の中には、得意な分野をもっと伸ばしたいと来る生徒や、苦手を少しでも減らそうとする生徒など異なります。それを同じように接しても、うまくいかないことがありました。そこで、それぞれに合った接し方を工夫することの必要性を強く感じました。また、生徒が来てすぐに勉強の話をするのではなく、雑談から入ることでいい雰囲気を創ることができるということも感じました。いまは、勉強を教えるとき、答までの過程を大切にしています。答が合っていてもその過程が誤っていると類題が解けません。そして、生徒自身で考えさせ、困っていたり、間違えていたりした時に、アドバイスすることを心掛けています。このカンスタでの経験を来年度は、学校現場で活かしたいと思います。

(環境学部2013年度生 河合 秀哉)